チェーンの交換方法

交換に必要な道具

チェーン交換に必要な道具は、以下の通りです。
・自転車に対応した新しいチェーン
・チェーンカッター
・作業用グローブ
・段ボールや新聞紙

チェーンは自転車やさんの他に、ネット通販でも手に入ります。
変速機がない自転車と、ギア付きの自転車では、対応するチェーンが違い、あなたの車種にあったチェーンを用意します。
外れていないチェーンを取り外し交換するならば、チェーンを切るチェーンカッターが必要であり、ピンを止めるときにも必要なので用意しておきましょう。
こちらもネット通販や自転車屋さんで売っています。

交換方法

まずはチェーンは油がついているので、作業するときは軍手やグローブを履いた方が良いです。
また床が汚れないように、段ボールや新聞紙を敷いておきます。
チェーンはギア付きの自転車なら、一番大きいギアに合わせておきます。

チェーンはリングで交互について1つのチェーンとなっていますので、チェーンのピンの部分を外します。
チェーンカッターを使用すると、ピンが取れて、チェーンが切れます。
ピンが取れれたなら、自転車から古いチェーンを取り外します。
ピンは捨てても構いませんが、古いチェーンは使うので、適当な場所に置いておきます。

古いチェーンを定規代わりにして、新しく買ったチェーンの長さを合わせます。
リンクというリングのようなパーツでチェーンは構成されているので、このリンクの数を合わせます。
長さを合わせたら、新しいチェーンもチェーンカッターで切りますが、一度切ると付け足して長くすることは出来ませんので、よく長さを測って合わせましょう。
先に切る前に自転車に仮に取り付けてみて、長さが足りるかどうか確認すると無難です。
すべてのギアにチェーンがしっかり取り付いているか見て確認しましょう。

新しいチェーンの長さを測ったら、チェーンカッターで切ります。
切った後は、自転車に取り付けチェーンを繋ぎます。
チェーン同士を繋げるときは、コネクティングピンを使い、ピンを差し込んだらチェーンカッターでピンを締めてしっかり固定します。
無理に押し込むとピンが折れるので、斜めにならずまっすぐ差し込み取り付けます。
ピンを取り付けると、チェーンがはみ出る部分があるので、この部分はペンチなどで折っておきます。

取り付けたら、最初は動きが悪いので、チェーンを握って縦横に動かすなどして、ギアに馴染むように微調整します。
このときは多少乱暴に扱っても、チェーンが切れることはありません。
最初から新しいチェーンにも油は付いていますが、1週間ほど乗ったら念のためにもう一度油を差しておいた方が無難です。

これでチェーン交換は終了であり、慣れれば30分ほどで終わりますが、最初は1時間ぐらいかかるかもしれません。