トライアスロンバイク/TTバイクの特徴

トライアスロンに適したセッティング

トライアスロンバイクは、トライアスロンに出場する方のためのバイクです。
もちろん他のバイクでも出場することは出来ますが、トライアスロンバイクならスピードを出しやすく、風洞実験を元に設計されているモデルも多いです。
ただ一口にトライアスロンと言っても、ショートとロングがありますので、使用できるバイクのレギュレーションが違います。
そしてショートではロードバイクに準ずるものとなり、ロングではトライアスロンバイクが使われます。

トライアスロンバイクはDHバーがあるのが特徴であり、これによって前のめりの姿勢で操縦します。
ロードバイクに比べてトップチューブが短く、フレーム剛性も横には弱く縦には強いです。スタートからのスピードに乗るのは遅いですが、スピードに乗ったら維持が楽と特性もあります。
トライアスロン用フレーム使っているバイクでも、普通のドロップハンドルにして、ヒルクライム用などにセッティングも出来ます。

トライアスロンに出場する方のためのバイク

健康のためにサイクリングする、ロードレースに出場する、トライアスロンするなどと、バイクに乗る目的は色々であり、それによっ適したバイクも違います。

トライアスロンに出場する方の多くは、レースに出ることが目的となり、最低限の機能と、耐久性を確保したものを選ぶのが良いです。
しかしながら初心者だからと、あまり安いものを買うと、使いにくく、すぐに壊れます。馴れた頃には、また買い替えないといけなくなりますので、3年程度快適に乗れるバイクを選ぶようにしましょう。

トライアスロンでバイクパートは、基本はドラフティングという他の選手の後ろを走り風よけをするのは禁止です。
一人で風を受けながら走行するので、個人のタイムトライアルのようなものなのです。 通常はDHバ-と呼ばれるハンドルを装着し、風よけのため前傾姿勢で走行します。
このために前屈のDHポジションでの走行がしやすいバイクを選ぶのも重要です。
タイヤの前後のバランスも考えるべきであり、理想は前輪と後輪に半分ずつ体重が乗るのがよいです。

初心者の方が初めてトライアスロンバイクを購入されるならば、10万円くらいの入門モデルか、または25万円ぐらいまでの中級モデルをおすすめします。
その他にも、必要なものとして、ヘルメットやバイクシューズ、バイクパンツなどがあります。
また長年乗って買い替える時は、現在乗っているモデルよりも性能の良いモデルを選べば満足出来ます。
もしもわからなければ、各メーカーがパーツを選択し完成車として販売している、カタログモデルが、性能などを気にせずに乗ることが出来ます。
カタログモデルならば、メーカー間の差はほとんどないでしょう。