バイクの防寒対策

防寒着を着て対策する

バイクには車のようにヒーターもなく、外の風もそのまま受けますので、防寒対策としては基本は防寒着を着ることになります。
これは、全身を覆うように着ることになり、頭から足まで防寒グッズで対策します。
バイクのライダースーツなどもありますが、着ても構いませんが動きにくいです。

そして何よりも重要な部分は、足であり、バイクにを乗るには足が冷たくて動かないとなると大変です、
冬のマイナスの気温の中を30分も走ると、足先から冷えていきますので、防寒対策が重要です。

足の防寒対策としておすすめなのが、ウィンターブーツです。
数万円以上の値段という決して安くはないブーツですが、ヨーロッパでは冬のロードトレーニングシューズとして使われます。
ウィンターブーツならば、冬の通常時の走行の他にも、オフロード走行時にも使えます。
そこにインナーソックスを履いて、ウィンターブーツを履きますので、自分のサイズよりも1つ上のサイズを選ぶと良いです。

体全体の防寒対策

・頭部
頭の防寒対策はインナーキャップとアイウェアを使います。
これに安全に乗るならば、バイク用のヘルメットを装着します。
ヘルメットは、とても通気性があるので、防寒にはなりますが、寒ければインナーキャップを被っておくと良いです。
それでも顔が寒いという方は、防寒キャップを被るとさらに温かくなります。
ただ防寒キャップをつけるとなると、前が見えにくくなり、走りにくいので、場合によっては付けない方が良いです。

・上半身と下半身
寒くても体は汗をかきますので、アンダーウェアの汗を吸い通気性の良いシャツなどを着ます。
その上にジャージやジャケットを着ると温かくなります。
一番温かいのは、ジャージを2枚重ねで着て、その上にジャケットを着ることです。

下半身は、そのままジーパンやパンツなどをはいても良いですが、それだけでは寒いです。
動きやすいパンツをはいて、その上からウィンタータイツやアンダータイツを履くと良いでしょう。

・手
手もハンドルを操作するのに重要であり、寒くて動かないと事故にも繋がります。
手の防寒対策としては、一番はバイク用のグローブを履くことです。
ただこれだと手が暑いと感じるぐらいになるので、普通の手袋や自転車用のグローブを履いても構いません。

・ヒーター付きアイテム
最近はヒーター内蔵の防寒グッズもあります。
手袋からシューズ、ジャケットなどと体の各部分用のヒーター内蔵アイテムがあります。
これを付けると温かいので、使うという方法もあります。
だいたい1時間から2時間はバッテリーがもちますので、自転車で短い距離を走るぐらいならば十分使えます。
ただ風の強い日や気温がマイナス2桁になるようなところでは、あまり効果はありません。