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バイク購入前にこれだけは勉強しよう!カタログ用語解説

バイクカタログでよく登場する用語解説

バイクは個人でメンテナンスをする場所が多いということもあり、かなり細かい部品や部分についての知識が求められます。
そこで普段乗りをしていくライダーさんにとって知っておいてもらいたい基本的なバイク用語とパーツ名称の説明をしていきます。

【最大出力・最大トルク】
カタログを見ると必ず車種についての説明として掲載されているのが「最大出力」と「最大トルク」です。
「最大出力」とはそのバイクが持つパワーのことで、一般的に「(kW[PS]/rpm)」という数値で示されます。

一方の「最大トルク」とはバイクの回転数のことで、一般に「(N・m[kgf・m]/rpm)」と表記されます。
最大出力が高いバイクほど走りに力があり、最大トルクが高いバイクほど制御がしやすいと考えるとよいでしょう。

まずこの二つはバイクの性能を大きく示す数値となるので、複数の車種で迷ったときにはこちらの数値で比較をしてみるとなんとなくそのバイクの姿が見えてきます。

バイクの部品に関する用語

【ツインエンジン・V型2気筒】
中型バイクでよく見かけるのが「ツインエンジン」で、これは一つの機種にエンジンを2つ搭載しているという方好きのことです。

これが導入されていることにより前輪と後輪それぞれを別のエンジンで駆動させることができるので高度な燃料調整や機敏な動きを追求することができます。

【ディスクブレーキ・ドラムブレーキ】
バイクの場合ブレーキの種類は大きく二つに区別することができます。

ディスクブレーキは前輪タイヤに付けられることが多いもので、手元のレバーを握ることで走行中のタイヤの中心部に「キャリパー」という板が締め付けを行いその摩擦によりスピードを弱めます。

ドラムブレーキは主に後輪タイヤについていることが多いしくみで、フットブレーキのペダルを踏み込むことにより内部のドラムが膨らむようになってタイヤ周囲を締め付けるので減速をすることができます。

バイクによってはドラムブレーキがなくディスクブレーキのみとなっていることもあり、慣れてくるとよく車体を鑑札するだけでどちらかを判断することが可能でしょう。

【スプロケット・ドライブチェーン】
自転車のチェーン同様に動力部分の力をタイヤに伝える役目をするのが「ドライブチェーン」です。
このチェーンをかませる歯車のような部品のことを「スプロケット」といい、メンテナンスではこの二つを同時に見ながら様子を判断していきます。

スプロケットはエンジン部分とタイヤ部分の二箇所についており、ギアを変えることによりはまっているスプロケットがずれていくのです。
メンテナンスではチェーンに緩みがないかやオイルが足りているかということを見ていきます。