ドイツの洗車事情をのぞき見!日本との違いとは?

水

ドイツ人に見る自動車への愛着

ドイツといえば欧州地域でも有数の車大国です。
ドイツに本社を置く自動車メーカーとしては、2014年度世界新車販売台数世界第二位のVWグループやBMW、ダイムラーがあります。
国内での自動車走行数もかなり多く、国産・輸入車合わせほとんどの世帯で自動車を所有していることがわかります。

しかしその一方で気がつくのが、街中を走行している自動車の多くがかなり年季の入った車であり塗装からすっかりツヤが消えているということもよくあります。

日本では休日など天気の良い昼間になると軒先や駐車場で自動車を洗車している様子を多く見かけることがありますが、ドイツにおいてはそうした光景はまず見ることがありません。

これは環境先進国であるドイツでは、一般家庭から出る排水についてかなり厳しい基準が設けられており自宅用の排水口に大量の洗剤や油汚れを含んだ水を流すことが禁止されているからです。
そのため洗車をしたいという人はしっかり密閉された洗車場にいかなければいけません。

洗車場でも日本でよくあるようなワックス付き洗車はめったに見かけることができず、あっても水洗車だけというのが普通です。
ですのでドイツ人は基本的に洗車にあまり力を入れることはなく、買った自動車をそのまま使用し続けるというのが一般的です。

乗り換えせずに長く同じ車に乗り続ける

ドイツ人にかぎらずヨーロッパ北部に生活する人は、家財道具を丁寧に扱う傾向があり長く同じものを使い続けるとでよく知られます。
自動車についても同じで、日本においては3年を超えるとそろそろ買い替えを考えるようなところ、平気で5年、10年と同じクルマを乗り続けます。

必然的に長年乗り続ける車は塗装部分に傷みが生じやすくなってしまうのですが、本格的な洗車はしないまでも普段から水でキレイに外装と内部を拭きとっている自動車は状態がよく乗りやすい状態がキープされています。

ドイツや他の欧州諸国においては自動車の走行距離が非常に長く、舗装されていない道路も多いことから相当の距離を相当のスピードで走行していたりします。

そうした環境の中にあってもすぐに乗り換えをするのではなくずっと一台の車と付き合えるようにしているというところが、欧州車と日本車の作りの違いというふうな部分に現れているのではないかと思われます。