バイク盗難保険に加入して安心安全

バイクは盗みやすい

バイクを持っている人ならば、盗まれる事なんてないだろうと、まさか自分が被害に
遭うことはないだろうと考えるものです。盗まれるのは注意が足りず、雑にバイクを
扱っていたからだと考えるかもしれません。しかし車に比べるとバイクは、とても盗みやすいのです。

たとえばバイクにチェーンを付けてロックしていても、ボルトカッターで簡単に切断できます。
バイクにはハンドルロックが施されていて、キーを指さないとハンドルが
動かない仕組みにもなってます。しかしこのハンドルロックも、思いっきり
ハンドルを蹴れば簡単に解除できてしまいます。

何よりもバイクは持ち運ぶことが出来るというのも、盗みやすい原因となっています。
たとえば、ワンボックスカーでやってきて、2人程度で目的のバイクを抱えれば、
簡単に車に積んで盗むことも出来ます。

盗まれやすいバイク

盗まれやすいバイクというと、高価なバイク、または人気のあるバイクが多いです。
盗んでパーツだけを分解して取って売るようなこともあり、ネイキッドタイプであれば、
そのまま暴走族などへ売られます。また東南アジアで人気のある車種も狙われやすく、
特に250ccクラスが多いです。

大型バイクとなるとやはりハーレーダビッドソンは狙われやすく、スポーツ系の
レプリカタイプも狙われやすいです。一度このようにバイクが狙われて盗まれると、
ほとんどパーツとして分解し、海外に売ることが多いので、戻ってくる確率は低いです。

盗難保険

バイク盗難対策としては、地球ロックをするなどありますが、大がかりになり大変です。
手軽に出来る対策としては、盗難保険に入るという方法があります。
たとえばYAMAHAならば、かつては初年度に盗難保険プランがありました。
バイク盗難保険を提供している会社はいくつかありますので、条件や保険金額などを見て、
どこに加入するか決めると良いです。特に有名な会社は、ココセコムとJBRです。

・ココセコム

盗まれたバイクの場所が、パソコンや携帯電話ですぐにわかるサービスがあります。
要請すれば、セコムが現場へ急行し、24時間365日対応してくれます。
保険料は年額6,500円です。

・JBR

どのメーカーの車種でも加入できます。
購入から2年目以降のバイクや中古バイクでも加入できます。

このほかにもバイクメーカーの盗難保険もあり、加入期間は1年間となり、
次年度以降はJBRに受け継がれます。また保険での補償金額はいくらかも
見ておくべきであり、特にハーレーダビッドソンなどの高額な金額のバイクだと、
保険によっては全額補償されないこともあります。

「自賠責保険」は、自動車やバイクを運転するなら必ず加入しなければいけません。未加入のまま運転すると「自動車損害賠償保障法」に抵触して1年以下の懲役か50万円以下の罰金を科せられます。さらに違反点数6点を引かれ、免許停止になってしまいます。また、車検も受けられません。

ちなみに、バイクの盗難保険は任意で加入するか否かを決められますが
国が定める「自賠責保険」に関しては必ず加入する必要があります。
自動車は加入するけど、バイクであれば問題無いと考える人も多いため、
未加入のまま道路を走行しないように注意が必要です。